日本の教育

初等教育・中等教育

日本の教育制度では、満6歳で入学してから6年間学ぶ小学校(初等教育)と、その後の3年間学ぶ中学校(前期中等教育)での普通教育が義務教育です。
中学校卒業後の進学先(後期中等教育)には、高等学校(高校)高等専門学校(1~3年)高等専修学校等があります。そこでは、中学校までの学習を基礎にし、生徒の個性や能力を伸す普通教育や、就職に繋がる専門教育が行われます。
日本では、中学校卒業者の約97%が高校に進学します(高等専門学校は5年制の学校で、入学後3年間が高校等に準じます)。

高等教育

高校卒業(相当)以上を対象にする高等教育機関には、大学短期大学専門学校高等専門学校(4・5年)等があります。大学は4年制(医学部等の一部は6年制)、短期大学は2年制、専門学校は学ぶ内容に応じて1~4年制です。そこでは、高度な学問・技術や専門職になるための専門知識・技術を学びます。さらに、大学・専門学校での学習を専門的に深めてゆく場として大学院(修士課程・博士課程)が設定されています。

高等教育機関の入学要件・卒業要件

留学生が日本の高等教育機関に入学するためには、原則として18歳以上母国等で12年間の学校教育を修了している必要があります。また、大学院(修士課程)の入学には、大学卒業等が条件になります。
高等教育機関を卒業するためには、その課程が定める卒業単位の取得・授業科目の修了が必要です。

日本の学校の始業・終業時期

日本の学校は通例、始業が4月翌年3月までが1学年です。大学・大学院の一部に9~10月入学を実施する所もありますが、多くは4月始業・3月終業です。

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