外国人需要のある成長産業分野

日本の成長産業分野

日本の今後の産業成長のための取組や、成長を応援する産業分野として、次のようなキーワードが挙げられています。

● 第4次産業革命

ITやロボットを活用して新しい仕事を創出します。

【関連する職業分野】IT・製造・金融・物流・サービス等

● 世界最先端の健康立国へ

ロボットやセンサーを活用した介護の充実、健康・疾病予防に向けた民間サービスの拡充を図ります。

【関連する職業分野】介護・医療(薬局・ドラッグストアを含む)・IT・製造等

● 環境エネルギー

企業の省エネルギー化の推進と共に燃料電池自動車の普及を図ります。

【関連する職業分野】製造(自動車関連)・エネルギー・IT等

● スポーツの成長産業化

ファッションの小売店や医療機関を取り入れてスポーツ施設を多機能化します。

【関連する職業分野】スポーツ・医療・観光・ファッション等

● サービス産業の充実

日本のホテル・レストラン等のサービス産業を充実させます。

【関連する職業分野】観光・旅行・飲食店等のサービス産業

● 農業改革

生産から加工まで行う6次産業として農業の発展を支援します。

【関連する職業分野】生産・IT・流通・貿易等

● 観光立国

世界から観光客を集める観光立国を目指します。

【関連する職業分野】観光・旅行・ホテル等

外国人需要が高い産業分野

医療・観光等が有望株、IT・製造は全てのベース

上で見た日本の成長戦略キーワードから、日本は、サービス・医療・観光・農業・エネルギー等、様々な分野に力を入れようとしていることが判ります。
そして、IT・製造分野は、技術革新や“ものづくり”等、これらの産業分野の全てに関わるベースになるものと言えます。

留学生の就職先はIT・情報通信が6割

留学生の就職先は、IT・情報通信(60%)が最も高く、次いで製造業(52.2%)、その他サービス(39.5%)、金融(33.3%)と続きます。
その際、外国人留学生に人気が高い商業・貿易(24.3%)は、外国人留学生の採用割合が全業種で最も低く、競争率が非常に高い業種と言えます。

就職に必要/有利な資格

新卒採用が中心である日本企業では、特定の分野を除き、必ずしも資格が求められることはありません。業務に必要な資格は、入社後に取得すればよく、取得の際も会社が費用等を支援してくれることが多いようです。
ただし、入社前に資格が必要な職業、または資格があると有利な職種は幾つかあります。その代表的なものを以下に紹介します。

分 野 資  格
IT ITパスポート、MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)、CCNA(シスコ技術者認定)、Webデザイナー検定、Webクリエイター能力認定試験、等
サービス ホテル実務技能認定試験、ABC協会ブライダルプランナー検定、認定ウエディングスペシャリスト、国内旅程管理主任者、総合旅程管理主任者、販売士、等
通訳・翻訳 ビジネス通訳検定(TOBIS)、通訳案内士、国内旅程管理主任者、総合旅程管理主任者、販売士、等
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